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  • sugita04
  • 2024年6月11日

九州キロニーのスギタです。 海外のインテリアの写真を眺めていると 印象的な壁紙にたくさん出会います。

海外の白や無地ではない 主役級の壁紙への憧れ ずっとあたためておりましたが、

なかなかチャンスはめぐっては来ないものです。

しかし最近

ついに、ほかの件で壁クロスの貼り換えの機会が到来しましたので ついでに思い切って海外紙クロス、 いっちゃいました。 (「思い切って」というのは、そう、ちょっとお値段が。。)

ちなみに海外紙クロスを貼る場所は玄関です。



Cole&Son がいいのよ


海外紙クロスと言えば、 ウィリアムモリスあたりが有名だと思うのですが 私がチョイスしたのは、 英国の老舗壁紙メーカー、Cole&Son社の壁紙。




ホームページ、見ているだけでワクワクしますね。

やっぱり直接見なくちゃね

Cole&Sonは日本ではテシードさんが取り扱いをされているので、

まずは壁紙のサンプルを依頼。

サンプル取り寄せはネットから誰でも簡単にでき、

すぐに郵送されてきます。



はい、サンプル請求しすぎ、です(笑) さんざん迷って、最終的に選んだのが上の写真の一番右のもの。 Cole&Sonの中でも実はとっても有名な

「woods」のシリーズです。 woodsについてはテシードさんのブログに詳しく書いてあります)



どれだけ買えばいいの


柄を決めたら、必要なメーター数の計算。 壁紙は決まったパターンが繰り返されているので 1単位パターンが何個必要か、です。


訳の分からない図だと思いますが、、

壁の平面図を起こし 壁紙の1パターンをのせていきます。

水色の部分が壁紙を貼りたい部分で

黄色い長方形の数だけ、

20リピート→14m必要だとわかりました。 壁紙1巻が10mだから 壁紙2巻を注文です



そして注文


私の注文した柄は国内在庫がなかったため、 英国本国に発注となり 待つこと2週間。。



英国からはるばるやって来たこの子、 美しく貼られてほしいものです!



つづく


更新日:2024年12月17日


朝4時、いざガンジス川に

 インド出張最終日、朝から飛行機での移動の日に「どうしてもガンジス川に行きたい!」と、朝4時前集合、インドで初めて乗る3輪のバイクタクシー「リキシャ」に乗り、バラナシのホテルから30分ほどのガンジス川に向かいました。


 

聖なる川に到着

 テレビなどでよく見るガンジス川で一番有名な場所につきました。朝日を見に来たのでまだ夜で暗いです。ガンジス川はヒンドゥー教徒信者がインド国内外からくる最高峰の憧れの場所です。ヒンドゥー教徒にとっての夢はガンジス川で火葬し、遺灰をガンジス川流すこと。

 火葬に参加する男性は頭を剃るのでその理髪の露店や、願い事を祈りながらガンジス川に流す花、ガンジス川の聖なる水を持って帰る用の容器を売っている露店、そのほかにも様々な商売の人がいてお祭りのような雰囲気ですが、神聖な場所なのでピリッとした雰囲気で楽しくキャッキャしている人はいない印象でした。


 ガンジス川の露店でお姉さんからバングルを購入してみました。1個200ルピーのバングルが2個で300ルピーにサービスしてくれました!インドではバングルを付けるのは女性だけで、歴史のある伝統的な装飾品で、今ではお洒落を楽しむアクセサリーとして楽しまれています。


 ガンジス川には、インドデパートで買ったパンジャビ・ドレスというサリーに並ぶ民族衣装を着ていきました!インドの女性はおしゃれが好きで、暑い気候と綺麗な色の発色があるポリエステルのほうが綿より人気が高いです。サリーも綿よりポリエステルのものが好まれています。


 

ガンジス川で見かけた敷物たち

↑サンセットが出るのを待つ人たち。インド国内外から聖地ガンジス川に多くのヒンドゥー教徒が来るため、旅行鞄のような遠くから来たのかなと思わせる大き目のリュックを持った人が多かったです


↑おそらく、チャイか何かを売っている人。


↑ガンジス川では日よけの傘(パラソル?)がたくさんあって、いろんな生地が貼られていてカラフルでにぎやかさが出ていてとても綺麗でした。ガンジス川周辺で敷かれている敷物はどれも薄く、持ち運びに便利そうな感じでした。

 ガンジス川には観光客向けなんでしょうか?女性用のサリーに着替える更衣室みたいなのもちゃんとありました。が、現地のご婦人たちはそこらへんで沐浴用のサリーに着替えていました。G20がインド出張に行った1か月前にあり、インドの主要な場所はG20のロゴや看板があり綺麗にある程度整えられたんだなぁという印象でした。


 

船に乗りいよいよ聖なる川、ガンガーへ


 ガンガーのほとりにはたくさんの船があり、インド人たちとの船の勧誘の長い交渉の末、我々は貸し切り船で火葬場を2つ見れるプランの船に乗りました。上流のほうにエンジン付きの船で向い、2つのうちの大きな火葬場の奥でエンジンを切り、のんびりガンガーの流れにまかせながら出発地点のほとりに戻るという40分~50分ぐらいのクルーズです。


 船に乗って10分ほどたつと空が色づいてきて川の対岸から朝日がゆっくりとのぼってきました。

ガンガーの対岸は砂地が広がっていてインドでは不浄の地と言われています。不浄の地からのぼる朝日…不思議です。ガンジス川は世界一汚いと言われて覚悟をしてきましたが、特にそんなに臭いもなく、川の上にはゴミなどもなくて意外と綺麗でした。ガンガー沿いには多くの沐浴場があり、沐浴しているご婦人方がニコニコと手をいっぱい振ってくれました。


 ガンガー沿いの火葬場2つは、朝早いのに火葬の炎が多くあがっていました。この火は3000年前から燃え続けている火だそう。ガンガーの火葬場は24時間稼働で、廃止されたカースト制度がまだ根付いているインドではカースト最下層のアウトカーストの人たちが死に触れる火葬場での仕事をしています。

 ガンガーで火葬して遺灰をガンガーに流すのはヒンドゥー教の憧れですが、ガンガーまでの運送費用、傷まないようにする氷、火葬の薪代(ケチると綺麗に最後まで焼けない)など憧れの地で最期を終えるにも大きなお金が必要です。また、子供や妊婦、不慮の事故、蛇に噛まれた人などは火葬せずに黄色い布に包まれてそのままガンガーに流すそう…この日はなにも流れてなかったですが、遠くの方から丸い球がどんぶらこと流れてきて一瞬ヒュッってなりましたが、ココナッツの実でした(笑)


 

ガンガーデビューを終えて

 初めてのガンガーは神聖さと混沌と複雑な気持ちになる経験でした。

「死んだらお金は意味がない、家族だっていない。これまで生きてきた自分の行いだけが死んでもついてくる。現世でどう生きたかが次の輪廻転生の来世の幸不幸を左右し、現世の状況は前世の行いの結果である。」日本の「業」=「Carmaカルマ」の考えです。日本の「因果応報:行為と宿命には原因と結果の関係がある」の考え方に少しに似ていますね。


 ヒンドゥー教徒を知れば知るほど、どこか敷物の文化や意味、絨毯を織っている織子さんの気持ちに少し近づけた感じがしてとても有意義なインド出張でした。

 次またインドに来るまでに今回のカルマよりも、ナイスなカルマで行けるように日々精進します!



 

ガンガーおまけ

 ガンガーで人気アニメ呪術廻戦の五条悟がいました。どーこだ!



更新日:2024年7月17日


絨毯展示会:45th INDIA CARPET EXPOへ


 世界中から絨毯バイヤーが集まる45th INDIA CARPET EXPOに参加するためにインドへ行ってきました!

 まずお出迎えしてくれたのは逆さの植木鉢&お花の装飾!入口からあふれる、インド独特の世界観…!この日はVIPが来るようで入り口や会場にも100人ほどの警察官がいて、厳重な警備体制でした。女性の警察官も多く、話しかけてきたり一緒に写真を撮ろうとお願いされたり、とてもフレンドリーでした。


 会場内には絨毯の織子さんの実演ブースなどもあり、シルクの作業工程から、織機を使って実際に絨毯を織る様子が見れました。織子さんが織っている織機には織子さんの情報が書かれている免許証(?)みたいなのがありました。


 会場内には様々なメーカー・企業ブースがありたくさんの商談ができました。徐々に2024年にかけて発注した新商品の絨毯が入荷してくる予定ですので楽しみにお待ちください!



 

インドのメーカーのオフィスへ


 せっかくインドに来たので…!いつもお世話になっているメーカーのオフィスにもお邪魔しました。九州キロニーの人気商品、ロリバフを仕上げる様子や作業をメーカーの職人さんたちが実演してくれ、社長のワイフが作ってくれた本場の家庭料理ランチは日本に持って帰りたいぐらい絶品でした!

 普段は日本とインドで電話やメールでしかやり取りできませんが、顔を合わせて打ち合わせや話をする機会はお互いにとってもとても有意義で素晴らしい時間でした。


 

インドの風景


 ヒンドゥー教の三神のひとりシヴァの乗り物が牡牛と伝えられていて、インドで牛は神聖な動物です。街中にもたくさんの牛がいて「インドだ~」と感動しました。牛を食べないヒンドゥー教が多いインドですが、酪農大国であり牛乳の生産量はアメリカ合衆国に次いで世界2位です。牛肉は食べてはいけないのに牛乳はいいの?と疑問に思いますが、神聖な牛を傷つけない搾乳は認められているようです。


 次にインドの風景で多く見られたのが煙突です。最初は観光地とかの塔かな?と思っていましたが、インドの建築で欠かせないレンガを焼いて生産するためのレンガ工場の焼き場の煙突と知りました。


 インドでは建設の足場は木で組んであり、インドの大きい建物は柱部分はモルタル・鉄筋。壁などはレンガの素焼きを積んでいきます。そして建物で多く見られた特徴が、完成した建物の屋根部分から飛び出したままの鉄筋…。作りかけで切るお金が無くなったのかな?と思っていたら、お金が貯まったらその鉄筋部分からまた増築するためだそう。


 

魅力的で神秘的な国インド


(左写真:バラナシ街中のピンクに光る神様)(右写真:建設中の神様ハマヌーン像。4mはありそう)

 行けば行くほど、見れば見るほど、知れば知るほど魅力的なインド。

絨毯と同様、なんだろう?と意味や理由、ルーツを調べるとますます好きになっちゃいました。 次回コラム!「朝日を見に聖なる川、ガンガーに行く」↓




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